Font Awesomeとは
Font Awesomeは、予めWebアイコンとして設定されたアイコンをアイコンフォント(文字)として利用できるようにした一種のツールです。
ハートマーク、丸型、箱型といった基本的なアイコンから、初心者マーク、猫、骨などの変わったアイコンと幅広く用意されており、サイトをカスタマイズする上での見た目を良くしてくれます。
以下がWebフォント(Font Awesome)の例です。

このアイコンを利用すれば、以下のようなデザインの見出しが作成できます。

アイコン「雷」マークを利用して見出しを作成してみました。
#search-5 h3{
background-color:white;
border-bottom:dotted 2px #000000;
padding:5px;
}
#search-5 h3:before{
font-size:28px;
color:black;
margin-right:7px;
font-family: "Font Awesome 5 Free";
content: "\f0e7";
}
見出しのサンプル(ソースコード)は以下のリンクを参考にしてください。
CocoonのFont Awesome 5の有効化
Cocoonでサイトアイコンを利用する際には「Font Awesome 4」から「Font Awesome 5」へ切り替える必要があります。
ただし、Font Awesome 4でWebアイコンが使えないということではありません。Font Awesomeのバージョンが上がるにつれて既存のアイコンは利用できなくなります。しかし、アイコンがバージョンに対応しているのであれば利用することができます。
利用できないアイコンに関しては、
- アイコンが表示されない
- 空白で表示される
といった不具合が出てきます。
こんな感じで「□」で表示されることもあります。

また、古いバージョンのアイコン(Font Awesome 4など)を利用する場合には、最新版では無く、Font Awesome 4に対応したアイコンを探すようにしましょう。
Font Awesome 4 を利用したソースコードサンプル
#search-5 h3:before{
font-size:28px;
color:black;
margin-right:7px;
font-family: "FontAwesome"; /*スペースは無し*/
content: "\f013"; /*Font_Awesome「4」に対応したアイコン*/
}
対して、Font Awesome 5 を利用したソースコードサンプル
#search-5 h3:before{
font-size:28px;
color:black;
margin-right:7px;
font-family: "Font Awesome 5 Free"; /*スペースは有り*/
content: "\f013"; /*Font_Awesome「5」に対応したアイコン*/
}
また、Font Awesome 4のアイコンは、Font Awesome 5で利用できる場合があります。
一部、バージョンアップに伴い、廃止されたアイコンもあるようです。
今後は、Font Awesome 4では無く、新しいFont Awesome 5に移行する上で、主流となるFont Awesome 5への設定の切り替えをお勧めします。
Font Awesome 5 を有効にする方法
Cocoonを利用する上で最新版のアイコンを利用する場合は、
Font Awesome【〇】の「〇」の数値を大きな数値に変更します。
その設定方法は、

Cocoon設定をクリックします。

全体のタブを開きます。

サイトアイコンフォント項目で、Font Awesome 4 から、Font Awesome 5 に変更します。

設定を保存します。
以上で、最新版のFont Awesome(Webフォント)を利用することができます。
Font Awesome 5 のアイコンを利用してみよう!
Font Awesome 5 はWebアイコンを利用する上で非常に便利です。
用意されたソースコードを記載するだけでWebアイコンを実装することができ、見出し(タグ、クラス)を装飾することができます。
CocoonでWebアイコンを利用しようとお思いの方で、Webアイコンが表示されない原因の一つとして、設定したFont Awesomeのバージョンに対応していないアイコンを利用しているということが挙げられます。
その場合は、バージョンを下げるか、そのバージョンに対応したアイコンを利用することで解決することができます。
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