WordPressのテーマ
WordPressにはテーマと呼ばれるテンプレートが存在します。
もちろん、1からテーマを作成するという方法もありますが、多くの場合、既存のテーマをカスタマイズすることで自分のサイトを構築します。
1からテーマを作成するとなると作成に多くの時間を費やすため、現実的ではありません。
あくまで、ホームページは記事を書くことを目的とするため、既に作成された既存のテーマをインストールし、記事を書いていきます。

初心者向けのテーマを知りたい!

無料のテーマがいいな…
ここで、紹介するのは、上のような悩みを持つ方に向けたWordPressの無料のテーマについて。
有料だから使いやすいということではありません。
ランニングコストを下げ、無料のテーマをカスタマイズすることでホームページと一緒に自身の成長を望むことができます。
早速、WordPressの無料のテーマ(日本語)を紹介していきましょう。
WordPress無料テーマ13選【日本語】
WordPressには無料のテーマが存在します。
日本人が開発する無料のテーマもあるので、これらのテーマは日本語に対応しています。
海外の無料のテーマは非常に多くあるものの、日本語に対応していません。
WordPress初心者の方は、まず、日本語に対応した日本人向けの無料テーマを利用しましょう。
Cocoon

Cocoonはシンプルなデザインとカスタマイズ性に富んだ機能が魅力です。
テーマの機能だけで90点以上のページ表示速度でテーマとしては高速です。
また、レスポンシブ表示に対応し、モバイル表示で最適化されています。
Cocoonでは広告も簡単に設定することができます。
- Googleアドセンス
- Amazonリンク広告
- 楽天商品リンク
様々な広告をCocoonの設定で表示することが可能です。
また、記事を書く上での装飾も豊かで、吹き出し、各線、ボタン、実に様々な機能を内蔵しており、クリック1つで呼び出すことができます。
また、このサイトでは「Cocoon」を利用させて頂いています。
Lightning

Lightningは企業型サイト(ビジネスサイト)向けの高機能テーマです。
WordPress初心者の方でも企業サイトのような外観を作成することができます。
無料テーマながら本格的なサイトを作成できるため、会社を設立しサイトを立ち上げたいが、ランニングコストをできるだけ抑えたい方に向いています。
Lightningの魅力は、
- コンテンツを簡単作成(拡張プラグイン)
- レイアウトデザイン(幅広い選択肢)
- 拡張プラグインが豊富(無料&有料)
Lightningは無料プラグインが豊富です。
無料のプラグインとテーマの組み合わせで無料で利用できます。
また、有料のプラグインも用意されています。
Luxeritas

Luxeritasは高速、SEO、操作性、機能性に富んだテーマです。
Luxeritasはラテン語で「光」と「速」を合わせた意味。
名前通り、光のような速さ(高速)でテーマを運用することができます。
サイトスピードを検証する各サイトで検証し、それぞれのサイトで90%以上の表示速度を誇ります。
Luxeritasの魅力は、
- 表示速度の速さ(高速)
- SEO最適化済み
- 各端末対応(レスポンシブ表示)
- 豊富な文章装飾(Luxeritas Blocks)
- AMP&PWA対応
このように多くの魅力があります。
また、基本テーマとは別に、デザインファイルをインストールすることで、WordPress入門者の方でも簡単にデザインを変更することができます。
Simplicity

Simplicityはシンプルなデザインとカスタマイズ性に富んだ機能が魅力です。
SimplicityはCocoonの前のテーマです。
かなり完成されたテーマで、アフィリエイト向けサイト、ブログで運用されている方を多くみます。
Simplicityの魅力は、
- シンプル
- 拡散機能(SNS標準装備)
- SEO最適化(済み)
- レスポンシブ表示(対応)
- パソコン・スマホ・タブレット・モバイル(表示対応)
- 表示速度の速さ(高速)
また、Cocoonと同様にSimplicityもカスタマイズ性に富んだテーマです。
個人的にはCocoonよりもシンプルに活用できるテーマだと感じました。
Write

Writeは文章を強く協調したサイトを作成したい方に向いたテーマです。
ホームページ、ブログは結局なところ、記事の内容が全てです。
訪問者から見て伝わりやすい、また、興味深く、関心の高い文章であれば、自然とアクセス数は伸びます。
このテーマは文章を前面に押したテーマでハッキリとした文章を見せることができます。
Writeの魅力は、
- 文章を目立たせるテーマ
- 装飾を極限まで省いた(超シンプル)
- レスポンシブ表示(対応)
- 多言語対応(英語と日本語)
- レイアウト変更可能(カスタマイザー)
リストで判断できる通り、かなり文章を目立たせるテーマです。
ただし、カスタマイザーを利用すれば、レイアウトの変更も可能です。
また、無料版だけでなく、機能性に長けた有料版「Write Pro」も存在します。
Xeory Extension

Xeory Extensionは企業サイト向けのテーマです。
コンテンツマーケティングに長けたバズ部が開発した人気の高いテーマです。
バズ部はSEOのノウハウを発信し続けるサイトで記事の多くはGoogleのトップを占めています。
SEOの知識に強いバズ部の頭脳が詰まった企業向けテーマが「Xeory Extension」です。
Xeory Extensionの魅力は、
- 企業向けテーマ
- ブロックエディタ(対応)
- 美しい(デザイン)
- 用意されたカラー(5つ)
- テーマ―設定(イージー)
- CTA&LP(簡単作成)
Xeory Extensionのパソコンの表示は本当にキレイでデザインも整っています。
また、Xeory Extensionは企業向けのテーマですが、ブログ型テーマの「Xeory Base」という無料のテーマも存在しています。
Arkhe

Arkheは無駄な装飾を省いたシンプルなデザインが魅力のテーマです。
シンプルに活用したい方はArkhe本体のみ、また、Arkhe専用プラグインを別途にインストールすることで、多機能テーマへと変貌させることが可能です。
Arkheの魅力は、
- シンプル
- プラグインが豊富(拡張)
- 豊かなカスタマイズ性(ブロックエディタ―)
- 多機能言語(英語と日本語)
- 公式ディレクトリ(100%GPL)
Arkheはシンプル・イズ・ベスト。
ベーステーマとしての利用はもちろん、シンプルゆえにカスタマイズ性に長けたテーマです。
また、100%GPLライセンスのWordPressのテーマなので、WordPressのテーマの追加から直ぐにインストールして利用することができます。
LION MEDIA

LION MEDIAはメディアサイト向けに作られた無料テーマです。
拡張機能を別途インストールしなくても、テーマの中に記事を書く上で必要な機能が揃っています。
LION MEDIAはメディア向けに設計されたテーマですが、同社が開発するLION BLOGという無料テーマも存在し、LION BLOGに関してはブログ向けに設計されたテーマとなっています。
LION MEDIAの魅力は、
- 表示速度の速さ(高速)
- AMP対応
- SEO最適化
- 企業向けテーマ
- レスポンシブ表示(対応)
- SEO最適化(済み)
LION MEDIAはハッキリとしたデザインが特徴的です。
左右のデザインが広く取られているため、文章も画像もハッキリと表示させることができます。
テーマをダウンロードして直ぐにメディア向けサイトとして利用できる点も大きな魅力です。
LIQUID

有料テーマと思いきや、LIQUIDの中にはWordPressの無料テーマも用意されています。
メディアサイト寄りのテーマで画像を大々的に表示することができます。
また、LIQUIDは国産テーマながら100%GPLです。
WordPressのテーマの追加から簡単にインストールすることができ、直ぐに利用することが可能です。
LIQUIDの魅力は、
- レスポンシブ(対応)
- 画像が際立つテーマ
- 公式ディレクトリ(100%GPL)
- 簡単カスタマイズ(カスタマイザー)
- Bootstrap4(対応)
WordPressのテーマの中では画像に主点を置いたテーマのように感じます。
メディア向けサイトのようにスマホ、パソコンでキレイに表示することができます。
写真を撮影し、ホームページで強調する旅系のサイトやブログでは扱いやすいと思います。
また、有料テーマも存在します。数多くのテーマを開発しているので、有料のテーマを視野に入れている方は、一度、公式サイトを見てみてはいかがでしょうか。
STINGER

STINGERはシンプルを基準に設計された無料テーマです。
国産の無料テーマの中では、かなり有名なテーマで1からカスタマイズして一緒にホームページを育てていきたい思いをお持ちの方にぴったりなテーマです。
STINGERの魅力は、
- シンプル(骨組み)
- カスタマイズ性(優秀)
- カスタマイズ情報量(多い)
- 古参(昔から存在)
- ブログ&サイト向け(収益化OK)
- デザイン(シンプル)
STINGERはシンプルゆえにカスタマイズ性に秀でています。
国産の無料テーマの中では昔から存在するテーマなので情報量が多く、カスタマイズの例やサンプルなどのSTINGERに関する情報が多く存在します。
個人的には好きなテーマで思い出が強く残っています。
ただし、残念ながら、現在(2022年4月23日)は配布停止中となっています。
配布を再開されているようでしたらコメントより、教えて頂ければ幸いです。
マテリアル

マテリアルはブログ向けに開発された無料のWordPressテーマです。
無駄な機能は省き、必要な機能だけを詰め込まれたシンプルなテーマです。
マテリアルの魅力は、
- SEO最適化(済み)
- レスポンシブ(対応)
- OGP自動出力
- 各SNSボタン(標準設置)
- 広告最適化(自動)
- 可愛らしいデザイン
ブログ向けのテーマデザインが特徴的なテーマです。
LION BLOG

LION BLOGはブログ向けに設計された無料テーマです。
同社の開発したメディア向けテーマとして「LION MEDIA」という無料テーマも存在します。
双方共に拡張機能をインストールしなくても、テーマの中に記事を書く上で必要な機能が揃っているのでWordPress入門者の方でも気軽に記事を書くことができます。
LION BLOGの魅力は、
- 表示速度の速さ(高速)
- AMP対応
- SEO最適化
- ブログ向けテーマ
- レスポンシブ表示(対応)
- SEO最適化(済み)
LION BLOGはLION MEDIAとは違い、ブログ向けにデザインされたテーマです。
画像を前面に押し出し、それぞれのバランスが綺麗に整ったLION MEDIA。
1つ1つの記事を大きくハッキリと見せることが可能なLION BLOG。
各テーマのデザインは異なっているため、お好みの方をデモページで確認しましょう。
Xeory base

Xeory baseはブログ向けに開発された無料のWordPressテーマです。
Xeory Extensionと同様にXeory Baseもバズ部が開発した人気の高いテーマです。
また、バズ部のWebサイトではXeory Baseが利用されています。
Xeory Baseの魅力は、
- ブログ向けテーマ
- ブロックエディタ(対応)
- ハッキリとしたデザイン
- 用意されたカラー(5つ)
- テーマ―設定(イージー)
- CTA&LP(簡単作成)
Xeory Baseはブログ向けのテーマですが、メディア向けのテーマとなる「Xeory Extension」という無料のテーマも存在しています。
ただし、どちらのテーマもブログ、メディア向けのテーマとして運用できます。
それぞれのテーマは無料で利用できます。
WordPress初心者は無料テーマを!
WordPressを初めて間もない方は有料を利用する必要はありません。
無料テーマは機能の数こそ、有料テーマに劣るものの、シンプルな作りになっているのでカスタマイズ性に富んでいます。
シンプルな状態、いわゆる、マンションで例えると骨組みが無料テーマ。その骨組みから自分に合ったサイトを構築し、マンションに設計していきます。
人によっては高級マンションに育てることもできるので、無料テーマは侮れません。
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