TinyJPGは「画像圧縮」ツールです。
Webサイトを運営する方、または、内部ストレージを節約したい方に最適なツールで、ブラウザー上で圧縮操作を行うことができる簡易性が魅力のツールです。
画像を圧縮することで以下の効果を望むことができます。
- サーバー容量の節約
- ページの表示速度改善
- 個人情報の削除
この記事では、画像圧縮ツール「TinyJPG/PNG」の使い方の解説、また、圧縮画像の比較を行っています。
TinyJPG・PNGの使い方
TinyJPG(TinyPNG)の使い方を解説します。
TinyJPGとTinyPNGの使い方、機能は変わりません。
TinyJPGにアクセス

まず、TinyJPG・PNGにアクセスします。
以下のリンクをクリックして頂くとアクセスできます。
圧縮する画像の準備

圧縮予定の画像を準備します。
対応したフォーマットは以下の通りです。
- JPEG、JPG(ジェイペグ)
- PNG(ピング)
- WebP(ウェッピー)
また、それぞれの画像は「5MB」の容量まで。
そして、最大アップロード枚数は「20枚」の画像まで。
画像容量の確認方法
画像の容量が分からない場合は以下の手順で知ることができます。
- 画像を右クリック「プロパティ」
- 全般タブ「サイズ」
尚、全般タブのファイルの種類では「フォーマット」を確認することもできます。
ドラッグ&ドロップ

※:権利の都合上、自作した画像を利用しています。
画像ファイルをブラウザー上の点線の囲い内へドラッグ&ドロップします。
ダウンロード(保存)

※:権利の都合上、自作した画像を利用しています。
個別にダウンロードを行う場合はファイル右の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
全てのファイルのダウンロードを行う場合は下部「すべてのダウンロード」をクリックします。
画像(元)と圧縮画像の比較
実際に、TinyJPG(TinyPNG)を使って画像を圧縮してみました。
画像を圧縮すると以下の現象が起きます。
- 画質の低下
- 画像の情報の削除
画質の低下は圧縮時の定番のリスク。
画像の情報はメタデータ(位置情報)の削除です。埋め込まれた無駄な情報を削除することで画像のサイズを極限まで下げます。
メタデータの削除は個人情報の漏洩を防いでくれるため、画像の投稿を前提とした圧縮であればリスクとして考える必要はなく、個人のプライバシーを保護するために効果的です。
まず、元の画像は以下のような画質になります。

マンハッタンの画像です。
TinyJPG(TinyPNG)で同じ画像を圧縮してみます。
元の画像の70%も圧縮できました!(967KB → 321KB)

すごい…!
70%の圧縮率なのに画像の劣化が見られません。
パッと見ただけでは分かりません。
じっくり見ても分かりません!
TinyJPG・PNGで圧縮しよう!
TinyJPG(TinyPNG)の使い方を解説しました。
TinyJPG(TinyPNG)の機能をおさらいすると、
- 高い圧縮率
- 画質の劣化は見られない
- メタデータの削除(位置情報)
- 簡単操作
画像によっては70%前後の高い容量の減少を行うことができ、その圧縮画像を見た上では劣化は見られません。ファイル情報を確認してみると、サイズが減少し、シッカリと圧縮されていることが判断できます。
また、アプリケーションをインストールせずとも、ブラウザー上でシンプルに操作ができるため、使用面でも気軽に利用することができると感じました。
もしも、画質の劣化を抑え、画像を圧縮し、且つ、メタデータ(位置情報)を行いたい方は、TinyJPG(TinyPNG)を利用して、画像を圧縮してみてはいかがでしょうか。
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